沖縄の不都合な裏事情

沖縄はなぜ本土と感覚が違うのか?沖縄が好きになり、移住する人も数年で帰っていくのは、双方が相手の現状や立場を理解していないからだ。

先島のアイデンティティ

      2015/10/01

石垣島出身のバンド、BEGINの曲に「島人ぬ宝」がある。

この「島人(しまんちゅう)」というのは何を指しているのかをご存知だろうか?

まずウチナンチュというのは、誰を指しているかというと内地の方や沖縄本島の方は沖縄全域の人々の事だと勘違いされているが、先島の人間にとってはウチナンチュは沖縄本島の人々の事である。

沖縄とはウチナーで人はチューであるため、沖縄人=ウチナンチュという事だ。

余談だが沖縄には、「沖縄人と言うな、ウチナンチュと言え。」という訳のわからない理屈を言う者がいるが、これは数十年前に本土で、沖縄人はお断りという差別を受けてきた為、それが今でも言葉の印象に残っている為だ。

話は逸れたが、先島の人が沖縄本島に行く時には、「沖縄に行く。」という様に表現するのが一般的だ。

つまり、先島の人々にとっては自分の島を中心に物を見る。

質が悪いことに、八重山では各島ごとにその島を中心に見るところがあり、自分の島以外を蔑む様な事をいう人がいる。(年寄りを中心に)

与那国の人は大変自分の島を誇りに思っているのか、他を認めないという見識の狭さを持つ人が多くいる。

「風のどなん」という与那国島をテーマに作った曲を聞けばよく分かるだろう、自分の島以外は愚か者の国、本土は愚か者の国という大変ネジ曲がった思想の曲である。

八重山諸島の中で最も低く見られているのが、沖縄ブームの火付け役にもなったNHKドラマ「ちゅらさん」の舞台にもなった小浜島である。

この島を悪く言う人は大変多く、口が達者な人間の集まりだとか、芸達者な遊び人だとかよく聞く。

石垣島の宮良地区は元々小浜からの移住でできた部落だが、そこの人は大変気むずかしく恐れられているのも事実だ。

 

沖縄としてのアイデンティティ

八重山の中でも上下をつけたがるという事実を紹介したが、では沖縄としてはどの様に考えているのだろうか?

もちろん、宮古・八重山地方の人々も沖縄としてのアイデンティティを持っている。

高校野球で本島の学校が甲子園に出場した時には、島民全てがテレビにかじりつき応援に勤しむのだが、一度面白い体験をしたので紹介する。

その当時出場した沖縄尚学を皆で応援してきたのだが、中の一人がこう言ってきた。

「ナイチャーは自分の町の学校でも応援しないだろう?沖縄はこうして全ての島で応援するから沖縄はすごいな?」

沖縄から出たこともない、こういう無教養で恥知らずな島民は相当数いるのだが、根絶丁寧に教えてやった。

「甲子園に出場している内地の学校は、ほとんどが私立で、他県から集めてきた選手でチームを作っているんだよ。」

「他所から来た選手で寄せ集めた学校を心から応援できる?例えば、今出場している尚学の選手がほとんどナイチャーだったら応援できる?」

もちろんこのバカは無言になってしまったのだが、実際にこれは石垣市で後に起こる。

八重山商工が甲子園出場を果たした翌年から野球留学で他県から高校球児が集まったのだが、それまでの熱狂は影を潜め、監督へのバッシングまで始めるバカがいたのだ。

沖縄の人間は心が広いと勘違いしている人が内外問わずいるのだが、本土と同じく見識の狭いバカが確実に存在するという良い例だ。

▶移住者との確執

 - 八重山, 沖縄事情