沖縄の不都合な裏事情

沖縄はなぜ本土と感覚が違うのか?沖縄が好きになり、移住する人も数年で帰っていくのは、双方が相手の現状や立場を理解していないからだ。

沖縄県民の総意とは

      2016/01/14

ニュースや県知事の公式発表を見ると、必ず「県民の総意」という言葉を使っている。

総意とは、全員の一致した意見の事を指すのだが、米軍基地辺野古移設反対を論ずる時にこの言葉を使ってはならない。

賛成(容認)と反対が半数ずついる以上、この言葉は適切ではない。

では、沖縄県民(移住者を除く)の総意とは一体何だろうか?沖縄県民が共通して問題視している事を考えれば答えは自ずと出てくる。

 

辺野古に移設しようとしている軍はいったい何か?

ニュースを見ていると、「米軍基地」とだけアナウンスされている場合が多いが、正確には海兵隊基地の事だ。

沖縄にはアメリカ陸・海・空・海兵隊が駐留しているが、この中で最も問題を起こす頻度が高いのが海兵隊だ。

強姦事件・窃盗事件・傷害事件を起こす者のほとんどが海兵隊だが、なぜ海兵隊員は犯罪を起こしやすいのだろうか?

 

若僧と荒くれ者の海兵隊

沖縄に駐留するアメリカ軍は基本的にベテランが配属されるが、海兵隊だけは新兵の訓練場として沖縄に赴任する。

そして、この若い海兵隊員達は犯罪歴があっても入隊を許可される傾向にあり、その様な連中が沖縄に来ている。

実際、金曜の夜になれば那覇市内にもこの若い連中が集まり、喧嘩などの問題を多々起こし、実際私も若い米兵に喧嘩を売られた事があり、この様な経験を沖縄に住む若者は少なからず経験したり、見聞きする。

 

MPですら下に見ている

沖縄には米軍のMPがいるが、日本で言うところの職務質問をしている現場に出くわしたことがあるが、MPは海兵隊員で階級が低いと分かった瞬間から、言葉遣いも態度も変わり、チンピラを扱うように態度を一変させた。

この様に、アメリカ軍の中でも最下層に位置し、扱われているのが海兵隊で、その特徴は、他の基地の軍属は乗らない様なボロボロの中古車に乗り、よれた服装やヒップホップ系のだらし無い服装をしている者が多い。

一見しただけで、無教養な貧民街出身者だとすぐに分かるだろう。

 

海兵隊という恐怖

前述したが、沖縄の米軍が起こした事件の歴史を見ると、多くの場合アメリカ海兵隊員が関わっている事は非常に多く、沖縄県民は海兵隊に対して非常な恐怖を感じているのは確かだ。

私は基地容認派だが、絶対に住みたくない地域のひとつとして、金武町を挙げる。

海兵隊の特殊性として、一番先に戦場に上陸し、占拠行動を行う部隊であるため、一番先に死ぬ、最も死傷率の高い部隊といえる。

この様な人間は後先を考えず、行動するのは当然と言えないだろうか?実際に金武町でも多くの事件を起こしている事が知られている。

実際に沖縄では、夜に金武には女性だけで行ってはいけないという常識がある。

昼なら大丈夫だろうと、タコライスを食べに行った知り合いの女性は、車のボンネットの上に3人の海兵隊に乗られ車を揺すられたと言っていた。

どちらにしても、できることなら立ち寄らないのが賢明と言える。

 

日米地位協定の改定が沖縄県民の願い

冒頭に書いたとおり、沖縄県民の総意とは辺野古への基地移設云々では無い。

賛成派も反対派も共通している事は、「日米地位協定の見直し」と言えるだろう。

アメリカ軍が沖縄で犯罪を犯しても、基地に逃げ込めば日本警察は取り調べが困難になる。

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それに反論するかのように外務省は、「不平等は無い。」と言っているが、実際には現在でもそれは変わらない。

沖縄県民は、愛する家族が目の前でレイプをされ、黙っている腰抜けではない。

「基地に逃げ込めば大丈夫、日本を守ってやっているんだから我慢しろ。」

と言われ、へらへら笑っていられるほど愚かではない。

日米地位協定の見直し、改定こそが沖縄県民の総意と言えるだろう。

 

基地問題とリンクしている日米地位協定

日米地位協定改定こそが沖縄県民の総意と言えるのだが、基地問題になるとその数は半々に分かれる。

米兵の傍若無人な振る舞いに辟易し、拒否反応を起こしている沖縄県民が多いのだが、経済の為、生活の為と考えれば声を上げ辛い状況でもある。

「米軍があるから沖縄の経済が成り立っているのだろう?」

この様に言うナイチャーが多くいるのだが、そんな事は沖縄の人間は言われなくとも百も承知している。

簡単に基地反対だと叫べば、米軍に関係した仕事をしている親戚や知り合いを非難しているのと同じことになる。

反対に、賛成だ(容認だ)と叫べば戦争を体験されたお年寄りを傷つけることになる。

声を上げるというのはそれほど単純なことでは無いし、違う意見を持っていても、同じ沖縄人という事を忘れることはない。

最近、本土の方が沖縄の真実だ、沖縄の声だと言い、書籍やネット上で言っている事、それは外から見た目線の情報だけであり、そこには沖縄の内情や心情まで表わされておらず、一部だけをピックアップしたものに過ぎない。

嘘とは言わないが、全てでは無いという事を理解していただきたい。

そして、私がここに記している内容も沖縄の全てでは無いし、一個人の意見だと考えていただきたい。

 

基地移設問題に関して、言えること、要望だが、日本政府は日米地位協定の見直しを先にすべきだったと考える。

日本で起こした犯罪に対して、日本の法律に則って処罰を受ける様にすればアメリカ兵の犯罪は激減するはずだ。

それから基地移設を進めていけば、これほどの反対票は入らなかったのではないだろうか?

沖縄県民の総意=日米地位協定の改定

この問題から目を逸らしていては米軍基地問題の本質は改善されないだろう。
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